助走のまま死んでしまいそう
本を読まなくなった。
暇があればいつもスマホを見ている。
昔はもっと小説を読んでいたような気がしたけど、思い返せば星新一のショートショートや短編集のようなものしか読んでなかった。
推理小説や長編ものは何やかや手を出さなかった。子供の頃からパッと読んでサクッと面白いものが好きだったんだ。
だから今のインターネットは性に合っているのかも知れない。読みたいときに読めて後に残らない。朝読んだコンテンツは夜には忘れている。
常にその場しのぎの暇つぶしが続いている。
趣味のキャンプについて記録を残していこうと始めたブログなのに、キャンプは行けども記録は残さず。
これがその場その場で生きてきた人間の限界です。
ただの日記にしようかとも考えたけど、日々記すようなことも無く。毎日を惰性で生きて、助走のまま死んでしまいそう。