葉巻と焼酎
普段から葉巻を吸っている。
20年近く吸っていたタバコをスッパリ辞めて、半年ぐらい経った頃だろうか。当時の上司が葉巻にハマり勧めてきた。
さすがに30代で葉巻って。。。と思いつつも上司の勧めなので断らずに何本か吸ってみるうちに、ウイスキーと葉巻の魅力に目覚めてしまった。
葉巻は単体を吸い続けるのは口の中が辛い(つらい、からい、どちらも正解)。そこにウイスキーを含ませると葉巻の煙とウイスキーの香りが絶妙にマッチする。
おそらくはどちらも香りを楽しむ趣向品だからであろうが、お互いの良いところを高め合いながら足りない部分を補うという、キャンプ用語で言うところのシンデレラフィット状態なのだ。
それからしばらく高級なプレミアムシガーやシングルモルトウイスキーを買い漁り、今ではすっかり安物の葉巻と焼酎に落ち着いてしまった。
人とは身分相応なところに収まってしまう生き物なのだ。